9月28日から10月1日まで、韓国にてクレニオセイクラルセラピーの脳、脊髄領域のセミナーに参加してきました。特にグリア細胞などの構造や生理学的機能、そしてその病変まで幅広く学んできました。
当初テクニック的には特別なものはないだろうと思っていました。しかしながらそれは全く予想外で、新しい概念でした。ただテクニック自体はなるべく分かりやすく、簡潔に構成されていました。
その分ミクロ的に脳や脊髄などの構造をイメージできる必要があります。その構造等を感じ、その歪み(問題)の平衡点に持って行く必要があるからです。
タッチする部位は変わらなくても、意識を向けるものが変わるだけでかなりその変化も変わります。また、この治療では(その他の治療でもそうですが)私たちがこうしようと思うのではなく、あくまで相手の方からの応答を感じそして「観察」し、そのユニークな歪み構造をつかむ必要があります。そこでその構造や機能の平衡点が見つかれば、身体は自然と治癒力を発動し始めます。
また、脳の問題と言われるもの、例えばADHDや自閉症スペクトラムなどでも、それを頭の問題と頭ごなしに考えるべきではなく、その人全体を考えるべきというのは心に残りました。問題は他の部分にあるかもしれませんし、何よりも患者としてというより、1人の人間として接することの大切さを再認識しました。
今回この素晴らしいセミナーを教えてくださったTad先生、また韓国というとても近い国で開催してくださったSoonさん、そしてSimonさんに心から感謝いたします。本当にありがとうございました😊
P.S. 帰りの仁川空港で初猛ダッシュ体験😓↓
空港でマッコリ飲んで時間感覚が麻痺したのか、搭乗締め切り時刻をなめてました。手荷物検査等の時間を計算に入れていなくて、新幹線感覚でした。
手荷物検査のところを先に行かせてもらった時点で締め切り1分前!そして搭乗口は一番端っこ。ほぼスライディング状態でセーフ。イチローか山田かというくらいの際どいタイミングでした。最後に大きな学びを得た、ワンダフルな旅でした。
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