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「互いに触れる」ことの大切さ

待っていた本が届きました。それはゴールデンウィークに開催したセミナーの中で先生が紹介してくれた本で「l can show you I care / Compassionate Touch for Children 」という絵本です。この絵本には「思いやりを持ったタッチ」の可能性について語られています。

舞台は小学校。少年が転んで膝を怪我した時、父親から膝に手を当ててもらい良くなった経験から、少年は学校のみんなにこの「タッチセラピー」を提案しました。そのタッチは思いやりを持って静かに触れるというもので、子供達は積極的にそれにトライしました。多くの子がこのタッチの効果に気づき、互いに触れあったことで、身体や心の痛みまでも軽くなりました。その効果はまた意外なことにも効果が現れました。例えば鉛筆のない子に鉛筆を貸してあげたり、クラス全体の雰囲気がとても良くなったのです。それまではそのようなことは全くなかったのに。もし全世界の子どもたちがそれをやったなら…

クレニオセイクラルセラピーの中では「Direction of Energy / エネルギーの方向づけ」という技術が紹介されています。これもこの「思いやりを持ったタッチ」同様に誰でもできるものです。疑いの心を持たず、静かに思いやりを持って身体の痛いところ、心が痛む時にタッチすることによって素晴らしい効果を得ることができます。アプレジャー博士もシカゴの荒んだ街区にある小学校でこのタッチセラピーをしました。多くの子が殺人現場を目撃しているような街区です。ある教室で痛いところのある子はいないか聞いたところ、最初誰も手をあげません。ふと1人の子が手をあげ、肩が痛いと博士に言いました。博士はその子にタッチし、今度はその子が別の子にタッチするように言いました。そうして次から次へとタッチの輪を広げていった結果、そのクラスの雰囲気が変わり、次第に互いに助け合う姿が見られたそうです。

再び言いますが、このタッチは誰でもできます。ただ素直に、思いやりの心で相手に触れるだけで良いのです。皆さんもぜひトライしてみてください!

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この記事を書いた人

千葉市でオステオパシー、クレニオセイクラルセラピーという手技療法を使って皆様の健康のお手伝いをしています。カメラ、旅が大好きです!また世界の珍しい料理を食べたり作ったりするのも大好きです。

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