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自分がここにいるということを認識しながら、相手に寄り添う〜施術者としての立ち位置

施術者としての立ち位置の話なのですが、長く施術の世界でやってきて最近気づいてきたことがあります。

駆け出しの頃は、「患者さんを治したい」「喜んでもらいたい」とがむしゃらに突っ込んでいった感じで、もうそれは一生懸命でした。ただ1人の患者さんの施術が終わった時、1日が終わった時に凄まじい疲労感を常に感じていました。

思うにこの時は患者さんの苦しみや痛みを自分自身が全部抱えて、患者さんと同化している感じだったのかもしれません。つまり「自分」がそこになかった、と言えるかもしれません。

またある時は、「この治療法さえやっとけば完璧」「とりあえずルーチンでやっておく」といったように、自分のセオリーを患者さんに当てはめて行ったりすることもありました。

確かにしっかりとした調査の元で、しっかりとしたエビデンスがあった中で行うものは、施術者にとっては一種の安心感を得られます。ただ患者さんはそのエビデンス内に当てはまらないかもしれませんし、そのような時は患者さんからの反応がいまいち返ってこない感じがします。あるいはパンと組織が跳ね返ってくるような、「そうじゃない」と患者さんが言っているような反応が返ってくることもあります。

そうこうしている内に、なんとなく、「自分が居て、相手に寄り添う」という形ができてきました。主なきっかけは、コロナ前のSER(体性感情解放)のセミナーで日本に来てくれたHans先生の「Be there」という言葉からです。「ただ、そこに在る」ということを意味していて、治り方は患者さんが「知っている」から、私たちはただそこに在って、それを知ったなら寄り添いながら共に解決に向けて歩みを進めていく、といったようなスタンスです。

なので、最近は特に私は施術中は患者さんに没入しすぎないように周りをぼんやり見ているような感じで施術していると思います。そして手に返ってくるものがあれば、会話をするようにそれを聴き、返します。

最近私はそんな感じで施術をしているように思います。歳のせいか疲れることも多々ありますが、駆け出しの頃の激しい疲労感とは違ったものになってきているように感じます。

そして今、このように自分自身の変化を感じることができるようになってきたことに感謝しています。ありがとうございます😊

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この記事を書いた人

千葉市でオステオパシー、クレニオセイクラルセラピーという手技療法を使って皆様の健康のお手伝いをしています。カメラ、旅が大好きです!また世界の珍しい料理を食べたり作ったりするのも大好きです。

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