10月11日から14日まで、筋肉エネルギーテクニック創始者から3代目、カイ・ミッチェル先生のセミナーに参加してきました。2014年からこれで4回目の参加で、ようやく全貌が見えてきたかなと思いました。
日本ではカイ先生のお爺さんのテクニックを主に紹介していたグリーンマン先生の本が有名で、その息子さんつまりカイ先生のお父様のテクニックはあまり知られていませんでした。
カイ先生はそのお父様のテクニックを元に、さらに臨床から得られた知見から再構築していきました。最初の2回はまだ全貌が見えず、正直悶々としていましたが、中立位から側屈メインの力をかける、呼吸による障害が与える影響、骨内ストレイン、アイソキネティックをどのように効果的に使うか、また使えていない箇所を見つけ治療する方法などが、今回かなりカッチリとつながった気がします。
筋肉エネルギーとは、単にその部分の可動性を増すためだけではなく、筋肉→神経→脳そしてまた筋肉へと、身体の動きのシステムを統合していきます。
緊張している部分を治療するのみではなく、むしろ抑制されている部分(働いていない部分)を探して治療する方が効果的なのは、神経系を介して全体に作用しているのだといえます。言いかえれば、混乱してしまっている身体を再教育しているのだとも言えます。
今回は上肢の部分がカバーできなかったので、次回期待したいと思います。先生、皆さまありがとうございました😊
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