最近脳科学の分野では、「グリア細胞」が注目されています。アルツハイマー病では脳に老廃物(アミロイドβ)が貯まることによって起こりますが、この老廃物を除去する役割を果たすのがこのグリア細胞になります。
グリア細胞は神経ニューロンに必要な物質を送ったりする役割もあり、脳にはアストロサイト、ミクログリア、オリゴデンドロサイトなどがあり、自律神経系や内臓にもこれと似た役割を果たす細胞もあることが分かっています。
このようなグリア細胞のシステムが障害されると、組織が炎症を起こしやすくなります。炎症自体は身体を治すための必要な過程ですが、それが慢性的に起こると身体を徐々に破壊していってしまいます。鬱病も脳の炎症によるものと言われています。
ではこのグリア細胞を活性化させるにはどのようにしたら良いでしょうか?。私たちはクレニオセイクラルセラピーやグリア細胞にフォーカスする方法などを使ってその形や周囲の液体の流れを改善することによって、グリア細胞が本来の仕事を全うできるように促していきます。
また脳に良いと言われていた脳トレなどはグリア細胞を活性化させるにはあまり効果はないようですが、定期的な運動などはグリア細胞を活性化させるには良いようです。1日10分でも良いので、できる範囲で体を動かしていきましょう。
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