Arc(アーク)/稲毛オステオパシーセンター

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オステオパシーって何ですのん?④矯正なのか、調整なのか

オステオパシー

はじめに

オステオパシーにしろ、整体にしろ、術者の手を使って患者さんを健康にするための仕事であることに変わりはありません。しかし一般的にみるとやっていることの差異が分かりにくいと思います。

言語的に考えみる

整体→ボキボキ→矯正というイメージは世間では強いと思います。また術者も矯正という言葉をよく使います。ここで矯正という言葉を言語的に見てみると、術者が患者さんに対して何をしたいのかが見えてくると思います。

「矯正」の意味

まず矯正とは、「曲がったものを正す」という意味合いが強いです。ですから術者側に正しいイメージがあって、患者さんにそれを当てはめていくという感じになります。機械の修理も、これに似ていますね。壊れた機械を、正常に動く状態の設計図と照らし合わせて直していくのですから。英語では「fix」という言葉も使われますが、オステオパシーの創始者のATスティルもfixという言葉を使っています。ただスティルは治した後には、患者さんの身体に任せる=自然治癒力に任せると言っています。

「調整」の意味

一方術者は調整という言葉もよく使います。調整とは正しい基準のようなものがあって、それに近づけていくという意味合いがあります。正しい主体は患者側にあって、術者がそれに近づけていくというイメージが強いかと思います。adjustという言葉も術者はよく使います。言語的にad=その方向、just=ちょうど、というように分けられ、ちょうど良い方向に向かうようにするという意味になるでしょうか。イギリスのクラシカルオステオパシーはATスティルから学んだリトルジョンによって始められましたが、そのリトルジョンから学んだジョンワーナムはその施術を「Body Adjustment」という言葉で表現し、人の身体はfix=修理は出来ないと言っていました。

ではどちらが良いのか

施術する側として、どちらが正しいのかということはここでは述べることはできません。患者さん側から言えば、受け身で先生どうぞよろしくという方は術者に矯正してもらうというイメージが強いかもしれませんし、自分の感覚を大事に考えている患者さんにとっては、術者のイメージを強制されるのはイヤかもしれません。治ればそれで良いじゃないかといえばそれまでですが、私はこの辺なんとなく気になります。

おわりに

患者さんの身体の声を聞き、時に寄り添いともに調整し、必要であれば時に道を示すように矯正(強制ではなく)する、そんなものになれれば良いなと思うのですが…日々精進ですね。

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