7月21日までの6日間、カイ・ミッチェル先生によるミッチェル筋肉エネルギー合理的頭蓋セミナーに参加してきました。2014年からカイ先生の筋肉エネルギーのコースを隔年で学んできて、今回がその集大成になります。
筋肉エネルギーテクニックはオステオパシーの技術のひとつで、カイ先生のお祖父様、お父様が開発していって、カイ先生が更に教育システムとして進化させていったものです。私が学生の頃はグリーンマンという先生の本で筋肉エネルギーテクニックを学んでいましたが、グリーンマン先生はお祖父様のミッチェルSr先生から教わり、彼のメソッドによる筋肉エネルギーを主に教えていました。お父様のミッチェルJr先生はまた独自に研究をして、呼吸による筋肉の影響について、あるいは骨内の歪み(ストレイン)などを考慮して開発していきました。
カイ先生はお父様のメソッドを分かりやすく教育できるようにプログラムし、分かりにくい頭蓋の診断や治療も客観的に、しかも安全にできるようにしてくださりました。ベースは頭蓋オステオパシーの父、サザーランド博士の考えを元にはしていますが、呼吸をしてもらって動かない箇所を特定したり、ランドマークを使って使用したテクニックが上手くいっているか目を使って確認したりと、感覚だけに頼らないさまざなツールを教えていただきました。
過去に教えていただいたところを忘れている部分もあるので、教科書や資料をまた見直して、しっかりと診断、治療できるように整理していきたいと思っています。カイ先生、ありがとうございました😊
コメント