アーバックル頭蓋セミナーに参加してきました。ってアーバックルって?そうです、セミナーが計画されるまでアーバックルって何って私も思っていました。
アーバックルはアメリカのオステオパスで、頭蓋オステオパシーを始めたサザーランドから習った女性の先生です。頭蓋といえば施術業界ではサザーランドかアプレジャー、マニアックなところでマグーン、最近ではフライマン先生とかってなるんでしょうが、アーバックルは聞いたことがなかったので、とてもワクワクしてました。
講師は元アメリカのオステオパシー団体の会長だったロッシング先生、そして奥様のマーガレット先生が再来日。ロッシング先生は「いのちの輝き」で有名になったフルフォード先生から直接学び、フルフォード先生を通じてアーバックル先生の頭蓋を学んで分かりやすく発展させました。
今まで学んできた頭蓋とは観点が違い、とても興味深く4日間を過ごしました。特徴的なものとして、以下2つがあります。
ストレスバンド→硬膜の線維の走行には様々な方向があって、その方向に対して診断しアプローチする
バットレス→主要な縫合に沿って頭蓋の厚くなっている部分があり、その部分が制限をおこしている場合がある
ストレスバンドをうまく治療することによって、サザーランドやアプレジャーで言っている頭蓋病変が解決することが分かりました。そもそも頭蓋病変は周辺の縫合が制限を起こした結果であって、頭蓋病変が原因ではないとのこと。言われればああそうねということでも、気づかないこともたくさんあります。
診断方法も明確でした。全体に診断から治療までが数分以内と早く、何より誰でも比較的に結果を再現しやすいことが驚きでした。サザーランドの頭蓋の場合、サザーランド先生はできるけど他の先生がやっても再現できないということが多かったのですが、アーバックルの場合は練習すればするほどより正確に再現できる印象を持ちました。
早速明日から使っていきたいと思います(^_^)
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