はじめに
どこか身体がおかしい…そんな時、みなさんはまず病院に行くと思います。それは身体のことはお医者さんに行けばなんとかしてくれるだろうと思うからです。明らかに皮膚になんかできとる!と思ったら即皮膚科に行きますが、何だかよくわからんがダルいし…なんとかしてくれい!と思ったらとりあえず総合病院に行くでしょう。
代替医療とは
一部の人はこうした病院以外のところ、マッサージとか鍼とか行くかもしれません。こうした一般の病院以外の医療を「代替医療」といって、たいてい保険がききません。オステオパシーも日本ではこの代替医療に含まれます。その理由はお医者さんが保険を使って行う医療ではないからです。
オステオパシーとは
じゃあオステオパシーって一体何ですのん?ということになりますが、ざっくり言うと以下のようなことと考えられると思います。
1、道具として基本的に手を使う(外科医はメス、鍼師は鍼を使う)
2、解剖学や生理学に精通している(基本ドクターや理学療法士という病院関係者と思考プロセスは同じで、鍼灸師は東洋医学的な観点から基本的に施術をすすめる)
3、薬は使わない(薬を出せるのはドクターのみ)
あくまでざっくりです。お医者さん、特に内科のお医者さんは血液検査とかをして、今患者さんの身体に必要な物質を選択して薬を出しますし、外科では身体にとって不要(?)なところを取り除きます。
オステオパシーの仕事
私たちオステオパシー施術者は、患者さんの骨格や筋肉や内臓など身体を構成しているものを、それぞれがきちんと動いて役割を果たしているのかをみていき、手を使ってその動きを回復させます。
病院の中でいえば、理学療法士(リバビリを担当している方々)さんが私たちに近い仕事をしています。しかし彼らは運動機能の復帰に重点をおいていますし、ドクターの下で仕事をせざるを得ない環境下に置かれているので、施術をする箇所というのはどうしても限られてしまいます。
オステオパシー施術者は血液やリンパの流れがうまくいくように、その流れを妨げている箇所を微細な力で施術し、怪我からの回復を助けたりします。理学療法士さんでも優秀な方がたくさんいますが、微細な力を使ってじっくり患者さんをみることができる環境におかれている方はそう多くないと思います。
まとめ
私たちオステオパシー施術者は、このように患者さんの身体を構成しているさまざまなものを、身体が良くなる理屈を解剖学や生理学の知識を使って、基本的に手を使って動きを回復させ、患者さん自身が治る力を最大限発揮できるように施術していきます。
オステオパシーってニャンですか〜
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