あらためて買ってしまいました。実は鍼灸学校時代はお灸ファンでして、この深谷伊三郎先生のお灸随筆はとても楽しく読ませていただきました。
本来は確か13巻あって、実は私もコピー(すみません、学生でお金がなかったのです)で持っていたのですが、紙の束だったものでどうやら他のものとまとめて捨ててしまったようでした。
現在は10巻に編集されていますが、この本の良さは失われていませんでした。そして先生の書き方がとても読みやすく、しかもきちんと筋が通っているので、「じゃあ、やってみよう!」という気にさせる魅力があります。
鍼灸学校時代の機関紙「いぶき」を作る際にも、先生のこの本はとても参考になりました。この時は「家伝灸」を取材し、この本に載っている「桜井戸の灸」や深谷先生のご子息、新間英雄先生にも書面で取材させていただきました。今となってはとても懐かしいです。
またお灸熱が再燃し始めそうです。お灸だけにね、メラメラと。
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