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オステオパシーの久しぶりの対面国際セミナーに参加してきました!

久しぶりのゲーリング先生対面セミナー、参加してきました

オステオパシーには「ストレイン・カウンターストレイン」という技術があります。ジャパンカレッジオブオステオパシーで初めて習って以来、卒業後もアップデートするためにセミナーに参加してきました。ここ数年新型コロナの影響で海外から先生を呼ぶことが難しくなり、しばらく対面でのセミナーが開催できませんでしたが、ようやく対面でその国際セミナーが開催できることになり今日まで4日間参加してきました。

カウンターストレインの創始者のジョーンズ先生の娘婿であるゲーリング先生も久しぶりの来日でした。相変わらずお元気そうで、とても嬉しかったです。今回のセミナーは腰から脚にかけての内容がメインでしたが、筋骨格系のみでなくリンパについても学習しました。カウンターストレインは「圧痛」を指標として問題のある箇所を特定し、身体が楽な姿位に持っていって緩ませる技術ですが、時として筋骨格系の圧痛が正確な姿位に持っていってもとれない時がありました。この時にリンパの圧痛点として考えて施術すると、この圧痛が速やかにとれます。つまりこの圧痛はリンパ管がうまく動かないことによってそこに作られたのです。

ゲーリング先生も昔なかなか圧痛がとれなくて困ったことが多くあって、リンパの施術でとれたことから研究が始まったそうです。今は多くのリンパの圧痛点を発見し、短時間で効果的に施術することができます。また筋骨格系はひとつの点につき90秒待ちますが、リンパは15秒くらいで終わります。

ある症状があった場合それをオステオパシー的に考え、適切な検査をし、圧痛もそれに従って検査し、施術していきます。リンパを考えるなら、リンパが心臓に戻る経路を考えてそれら全てを施術していきます。

最終日にはコロナによる後遺症についても触れ、ワクチン接種後の疼痛などもかなりリンパの機能障害が絡んでいて圧痛点を解消することによりその疼痛が寛解していくことが分かりました。

次回はまた2年後です。また圧痛点を発見した時の嬉しい顔をするゲーリング先生に会えることを楽しみにしています。

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この記事を書いた人

千葉市でオステオパシー、クレニオセイクラルセラピーという手技療法を使って皆様の健康のお手伝いをしています。カメラ、旅が大好きです!また世界の珍しい料理を食べたり作ったりするのも大好きです。

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