今日まで4日間、ゲーリング先生のストレイン・カウンターストレインセミナーに参加してきました。今回はオステオパシー大学をもうじき卒業される、息子さんのアラン先生もアシスタントとして来てくれました。
ストレイン・カウンターストレインは圧痛点を指標に、身体の機能障害に対して行うオステオパシー手技の一つで、筋肉、関節、リンパ、脈管系などに対して穏やかに施術できます。今回の内容は上肢、胸郭、胸椎のエリアで、今までの復習も多くあり、方法の確認もできて良かったです。またそこにリンパの圧痛点も加えて、いかに痛みに対処するかを多く学びました。
またカウンターストレインのみでなく、他の手技を応用する方法も多く学びました。オステオパシーを初めて提唱したスティルが使っていたというスティルテクニック、BLT(Balanced ligamentous tension)、スラストテクニックなどをどのように組み入れていくか、臨床に沿った考えができて良かったです。BLTとLAS(靭帯関節性ストレイン)はほぼ同じような靭帯のバランスをとるテクニックなのですが、アメリカの東はBLT、西はLASと呼ぶ傾向にあるというのは面白いなと思いました。
アラン先生もお父様ゆずりの優しい笑顔で、説明もとても分かりやすかったです。ゲーリング先生からアラン先生へ、これからもカウンターストレインがしっかりと継承されていくことでしょう。私たちも学んだことを患者さんにどんどん使っていきたいと思います。ゲーリング先生、アラン先生、ありがとうございました😊
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